ハルビンはビール消費量世界第3位の町ということで(1位はミュンヘン、2位はモスクワ)、
町の中心部にビアガーデンがありました。
ハルビンビール他。
あとはちょっと写真は自主規制しますが、ビアガーデンの横の屋台で虫の蒲焼的なものが売っていまして、
イナゴ的なものから、幼虫的なものまで、串に刺されて売られていました。なかなかのビジュアル。
「先生はやめた方が良い」と言われ食べませんでしたが、、
文化人類学的には食べてみるべきだったのかどうなのか。笑
そして運転手さんからいただいた、懐かしのクヴァス。
クヴァスは、うーん、アルコールが抜けた、甘いビール?みたいな感じの飲み物。
ライ麦と麦芽を発酵させた飲み物なのですが、ロシアで良く飲まれていて、
ただ私は全然好きな飲み物じゃなかったんですが、
中国で出会ったらもう懐かしくてつい飲んだら、結構美味しかったです笑
そして夕ご飯は水餃子。
最初に書いたように、中国では来たら拉麺、出るときは餃子を食べるとのことで、餃子。
中国では水餃子が普通で、
焼き餃子は水餃子を作った次の日に残ったら食べる程度らしいです。
モスクワに住んでいた時、大みそかに部屋全体にブルーシートをひいて、
新年用に延々とすごい量の餃子を作り続けていた中国人たちを思い出しました。500個くらいあったような。
あれ美味しそうだったんだよなぁ。笑
一番左のエビと卵の水餃子、そして右から二番目のセロリと肉の水餃子を食べましたが、
セロリの餃子がとてもおいしかった!餃子最強説。
そしてずーーーっと食事のたびに気になっていたのですが、周りの席の人たちが盛大に残す。
2日目のところにも書きましたが、それこそ4人で来て6人前頼んで2人前くらい残す。
お店にタッパーが常備されていて、持ち帰ることも出来るのですが、この日は山ほど残されていました。
それがマナーだと分かっていても、もったいないと思ってじろじろ見る私。ちっさいなぁ笑
そんなこんなで部屋に帰り、次の日朝の便で日本へ。
帰りの便は通訳さんがいなく、中国語が出来ない私はかなり苦労しましたが、
とりあえず羽田空港に帰ってきました、ら。
スーツケースの角がへこんでいました。。どんな投げ方をしたやらという感じ。
ロシアにも何度も持って行ったスーツケース。今まで一度もこんなことなかったのに、
初めて海外旅行保険のお世話になりました。それもいい経験かと思いつつ。
ということで、中国体験記、終了!
ミステリーハンターになる夢をまだ諦め切れない37歳、笑
文化の違いがとても良く分かるおもしろい旅でした。
そして大陸性の性格というのでしょうか、時間の進み方とかがロシアと似ていて、
ロシアに住んでいたから許せたこともたくさんあった気がします。
ロシアに毒された36歳(当時)。良きかな良きかな笑
それから通訳の大事さもひしひしと感じた旅でした。
通訳というのは、先生の言葉を訳す仕事で、自分の考えを入れたらいけないので、
何となく自分がないような気持ちになることもあったのですが、
いやいや、自分が思っても、伝わらなければ思ってないのと同じで、
そこに通訳さんが入ることで意思の疎通ができて、
先生が先生として存在できるんだなと、とても良く分かりました。
ということで、夏の話が冬になってしまいましたが、やっっと終了!
長々とお待たせしまして、失礼いたしました。