なんのこっちゃ、なタイトルですが。笑
今日思いついたことは今日書こう。
最近、脇の下に空気を入れるのがマイブームです。笑
ピアノを弾くのに脱力が大事とよく言いますが、
脱力って、本当の本当に力抜いちゃったら、弾けないんです。
足がしびれて無感覚になったら、立てないのと同じ感じ。
当然、力を入れたり、固まってたりしたらだめですが、
しっかりするところはしっかりしていないと、ピアノから音が出ない。
「しっかりさせる場所」と、「力を抜く場所」の組み合わせで、ピアノが弾けるんだと思うんです。
で、自分が弾くときも生徒さんに教えてる時も最近ずーっと気にしているのが、脇の下。
脇の下に空気を入れると、肩と肘が解放されて、腕の脱力が出来るんではないかと。
腕は、力が抜けて良い場所。抜けると自然な腕の重みで良い音が出るはず。
肘は、よく音一つ一つに肘を回すしぐさをする人がいますが、
私自身は肘で音楽の大きな流れを作ると思っているので、
肘は自然に落としておいた方が良いのではと思っています。
このあたりは、ちゃんと考えてからまた詳しく書きたいなと思っていますが。今日は脇の下の話。
昔、モスクワに留学する前、ロシア人のピアノの先生のマスタークラスを受けたときに、
その先生が「脇の下に空気を入れて」と言っていたんです。
当時、その意味があまり良く分からなかったのですが、ずっと引っかかっていて。
ロシアに行ってふと、分かった瞬間があったのです。あ、こういうことか!と。
脇の下に空気を入れるというのはつまり、閉じていた脇を楽にすることで。
脇が楽になると、タイトになっていた肩まわりが開放されるんですね。
私昔、すごく肩が上がる人だったのですが、ここ数年、ずいぶん解消されてきたような気がします。
なんとなく、脇の下に空気を入れて出来た空間で音に響きが出来るイメージ。
うーん、言葉で伝えるのって、なんと難しいことか。。
私としては、出来るだけ自然にピアノを鳴らすのが理想なのですが、
脇の下を開放することによって、腕の自然な重みが打鍵に伝わって、ピアノが響くんです。
でも、無理して二の腕を上げろという意味ではないですよ?
無理はいけません。出来るだけ自然に弾いた方が、体力も持つし良い音も出るし。
特に女の人は、体力との戦いもありますからね。このあたりも、いつか書けたら。
あと、脱力が分からないという人は、力を必要以上にわざと入れてみたらいいと思います。
で、ぎゅーっとやった後、ほっと緩めると、力が抜けます。
脇の下も、ぎゅーって腕を身体に寄せた後、緩めると、ほわっと空気が入る感じがありますよ。
私もまだまだ研究中なので、ぜひ試して、どうだったか感想を私まで送って下さい。笑
2016年02月03日
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脇の下に空気・・!
指が動きやすかったり、アルペジオが弾きやすくなったりしました。
肩に力が入っていたみたいです。
「脇の下に空気〜」って念じながら練習してます♪